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クライスカフェコーヒーで花粉症対策? — 科学が示す意外な効果

コーヒーで花粉症対策? — 科学が示す意外な効果

25.04.28更新

春になると、暖かな日差しとともにやってくるのが「花粉症」。

鼻水、くしゃみ、目のかゆみ……その不快な症状に悩まされている人も多いのではないでしょうか。

(ここに綴ってる私も悩んでますw)

そんな花粉症対策に、もしかすると日常的に親しんでいる「コーヒー」が役立つかもしれませんよ!!

 

花粉症に効くかもしれない理由①…カフェインの抗アレルギー効果

コーヒーに含まれる主要成分であるカフェインには、アレルギー反応を抑える作用があることが知られています。
たとえば、2007年に発表された日本の鳥取大学医学部の研究では、カフェインがマスト細胞(アレルギー反応の引き金となる細胞)の過剰な活性化を抑える効果があることが示されました。マスト細胞からヒスタミンが放出されるのを防ぐことができれば、鼻づまりや目のかゆみといった典型的なアレルギー症状を和らげる可能性があるのです。

また、カフェインには血管を収縮させる働きもあり、花粉症による鼻づまりを軽減する効果も期待されています。市販の鼻炎薬(例:エフェドリン配合薬)にも似たメカニズムで働くため、軽い鼻づまりならコーヒー1杯でも楽になると感じる人がいるのも不思議ではありません。

 

花粉症に効くかもしれない理由②…コーヒーポリフェノールの抗炎症作用

次に注目したいのがこちら、コーヒーに豊富に含まれるクロロゲン酸などのポリフェノール類。
クロロゲン酸は強力な抗酸化作用を持ち、体内の炎症反応を抑える働きがあるとされています。

2015年のFood & Functionに掲載されたレビュー論文では、コーヒーポリフェノールが呼吸器系の炎症を軽減する可能性についても言及されました。

花粉症も一種の炎症反応であるため、ポリフェノールの摂取が症状緩和に寄与する可能性は十分考えられます。

ここで重要なのは『摂取量』

カフェインの過剰摂取は、睡眠障害や自律神経の乱れを引き起こし、かえって免疫バランスを崩してしまうリスクもあります。
一般的には、1日2〜3杯(300mg以下のカフェイン量)**を目安に楽しむのがよいとされています。

特に、就寝前の摂取は控えたほうがよいでしょう。

また、ブラックで飲むことが理想ですが、苦手な場合はミルクや少量のはちみつを加えるのもおすすめ。

はちみつには、鼻の粘膜を守る効果があるとも言われています。

 

単なる気分転換だけでなく、春のつらい花粉症シーズンにも小さな味方になってくれるかもしれません。
次にコーヒーを淹れるとき、香りを楽しみながら「ちょっとしたセルフケア」として味わってみてはいかがでしょうか?

 

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クライスのカフェインレスコーヒーは、薬品を使わず水と二酸化炭素のみでカフェインの除去を行っています。

日本国内では、塩化メチレン等=ジクロロメタン等の化学物質を使ってカフェイン除去を行った製品の輸入・販売は禁止されております。

ご安心してお飲みください。